アマチュア無線を始めるために必要な4つもの


アマチュア無線を始める際に必要なものとして、2つの無線免許が必要とうたう記事が多いですが、確かに免許は2つでいいんですが、それだけでは始めることができません。

マチュア無線を始めるために必要な、無線機の購入とルールを覚えるというプロセスを含めて解説していきたいと思います。

試験か講習会を受けて無線従事者免許証を取得する


アマチュア無線の無線機を操作するためには、無線従事者免許証を持っている者でなければ操作することができません。
 
アマチュア無線を始めるためには、まずは無線従者免許証を取得しましょう。

無線従者免許証の取得方法には3つの方法があります。

国家試験に合格する方法
・公益財団法人 日本無線協会が行う国家試験を受ける

講習会を受講して修了試験に合格する方法
・一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が行う養成課程講習会を受講する
・株式会社キューシーキュー企画が行う養成課程講習会を受講する。

eラーニングで受講して修了試験に合格する方法
・株式会社キューシーキュー企画が実施する養成課程「eラーニング」を自宅のPCなどの端末機器を使用して学習し、日本全国に300ヶ所以上あるCBTテストセンター(運営:株式会社CBT-Solutions)にて出向いて修了試験をおこない合格して取得


無線機を購入する


アマチュア無線を始めようと思った時からチェックしているであろう憧れの無線機は、無線従事者免許が届くまでの間に購入しましょう。

そもそも、次の段階の無線局免許状は、無線機を購入しないと取得できません。

購入する際のポイントとしては「技術基準適合証明」を受けたものを購入しましょう。

「技術基準適合証明」を受けた無線機であれば、開局申請を行う際に、記入方法が簡単になります。

開局申請して無線局免許状を取得する


無線局免許状を取得するには開局申請が必要です。

開局申請方法には、書類で申請する方法と、インターネット(電子申請)でする方法の2つの方法がありますので、自分に合った方法で申請してみましょう。

なお、無線局の免許は、無線設備の種類や設置場所によって申請する必要があり、5年ごとに更新する必要があります。

・書類申請をする場合
「アマチュア局個人・社団用開局用紙」を近くの書店やアマチュア無線機器販売店、あるいは一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)でお買い求めください。インターネットでも販売されています。

・電子申請をする場合
インターネットで申請する場合は、総務省の「電子申請届け出システムLite」でできるようになっています。電子申請システムLiteを利用するためには、システム利用IDとパスワードを取得する必要があります。

パソコンが得意な方は、手数料の安い電子申請。苦手な方は書類申請をするのがお勧めです。


アマチュア無線の交信する際のルールを知っておく


準備が整ったからと言ってやみくもに電波を出すとダメです。アマチュア無線で交信を楽しむ前に知っておくべきことを列挙しますので、無線局免許状が届くまでの間に知っておきましょう。
(※後日詳細に解説します。)

・バンドプラン
・コールサイン
・フェネティックコード(英文・和文)
・RSレポート
・交信記録としてのログの取り方
・QSLカード
・交信方法

まとめ


・国家試験に合格するか、講習会を受講して無線従事者免許証を取得する
・「技術基準適合証明」を受けた無線機を購入する
・書類で申請する方法と、インターネット(電子申請)で無線局免許状を取得する
・アマチュア無線の交信する際のルールを知っておく

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